身体をリラックスさせた状態で映画を鑑賞するためには、スクリーンのサイズと適切な視聴距離を把握することが大切です。
至近距離で大型のスクリーンを設置してしまった場合、スクリーン全体が見えないため首を大きく振ったり目の動きも大きく小刻みになるため疲労とストレスが溜まってしまいます。そうならないためにも事前に適切なスクリーンのサイズを知っておくことで、導入後の失敗を未然に防ぐことができます。
適切な視聴距離と仰角・俯角
視聴距離(メートル)を決める際の基準には、スクリーンサイズ(インチ)×0.3〜0.25と言われています。
最もリラックスした状態で長時間の観賞をしたい場合、視線の水平ラインを基準にスクリーンの中央までの仰角が15°以下に設定してください。そうすることで首にかかる負担を軽減し、疲れの原因となる肩こりなどを未然に防ぐことができます。 |
迫力重視の視野角(画角)とは 視野角を26〜40°に設定し、視聴距離を調節することで洋画の字幕を目で追う際には最適と言えるでしょう。 |
弊社では「16:9」と「4:3」のアスペクト比と言われる、同インチ数でも画面比率が違うものがございます。
16:9(ワイド) |
4:3(スタンダード) |
16:9(ワイド)100インチの場合 |
4:3(スタンダード)100インチの場合 |
16:9(ワイド)の場合 |
4:3(スタンダード)の場合 |
16:9でのおすすめシーン!
DVDやブルーレイなど映画鑑賞に | スポーツ観戦に |
動画や写真などホームビデオ上映に | ミュージックビデオの鑑賞に |
4:3(スタンダード)の場合 |
16:9(ワイド)の場合 |
4:3でのおすすめシーン!
デスクトップ・ノートPC・タブレットに | パワーポインターなどプレゼン用に |
会議や打ち合わせの場に | アナログ映像の上映に |
スクリーンに当たった光を均一に拡散反射させます。どの角度からでも見やすく、もっとも一般的なタイプです。
マットスクリーンよりも明るく鮮明な映像になります。プロジェクターに近い位置で見る場合に最適です。
照明のある室内でも、映像が見やすくなっています。プロジェクターと鑑賞者が入射角側と反射角側の関係にある場合に最適です。