お知らせGW期間中の営業・商品発送について

激安通販サイトのイーサプライ本店

イーサプライ本店 - esupply.co.jp

Quick Chargeとは?

Quick Charge・・・スマートフォンやタブレットを高速充電できる規格

Quick Charge(クイックチャージ)とは、米国のクアルコム(Qualcomm)社が開発したスマートフォンやタブレットを高速で充電できる規格のことです。現在、Quick Charge1.0~4+まで規格があります。例えばQuick Charge 3.0(※)では、USB充電の約4倍もの速度でスマートフォンをフル充電することができます。
通常のUSB充電で使う電圧は5Vですが、Quick Charge 2.0では5V/9V/12V/20Vの4段階の電圧を使用します。Quick Charge 3.0では3.6V~20Vの範囲の中で、電圧値を自動で最適に変動させることができます。このようにQuick Chargeは、USB充電よりも大きい電圧を使用して充電することで高速充電が可能となります。
※NTTドコモでは「急速充電2」や「急速充電3」と言い換えて表示していますが、仕様は同じです。

Qualcomm quick charge

Quick Chargeって普及しているの?

日本で発売されているAndroid端末の大半が、Qualcommのチップを搭載しているので、Quick Chargeに対応している機種は非常に多いです。ソニーモバイルXperia XZ3、XZ1、SAMSUNG Galaxy S9などを含む多くのAndroidスマートフォンに対応します。
また、米国Anker社など多くの企業からQuick Charge 2.0や3.0に対応したUSB充電器が発売されています。
Quick Chargeの最新は4+となっていますが、最新スマートフォンには主に3.0や2.0が搭載されており、4+に対応する製品は、まだ多くありません。

Quick Chargeの充電時間はどのくらい速いの?

従来のUSB充電器(5V/1A)とQuick Charge 2.0対応USB充電器では、Quick Charge 2.0対応の方が約1.8倍も速く充電することができます。またQuick Charge 3.0は、従来のUSB充電器より約4倍もの速度で充電することができます。(充電比率80%程度までの充電を想定)但し、充電する端末とケーブル・充電器の両方ともがQuick Chargeに対応していないと、高速充電の機能を十分に発揮できません。

5V/1A充電器の約1.8倍早く充電できる
  • ※1:バッテリー容量が約2900mAhのQualcomm®Quick Charge2.0対応スマートフォンを使い切った状態から電源OFF状態で60分間の充電速度比較です。
  • ※2:弊社製microUSB充電器(5V/1A)と比較した場合の当社試験結果に基づく目安です。

Quick Charge 3.0と2.0との違い

Quick Chargeには1.0~4+まで複数バージョンがあり、数が大きいほど新しく「充電速度や安全性が向上している」とされています。現状は、Quick Charge 3.0と2.0に対応する機器が主流ですので、その2つを比較してみましょう。
Quick Charge 3.0は2.0と比べて約1.3倍の速さで急速充電できるようになっています。
また、Quick Charge 2.0は、5V/9V/12V/20Vの4段階に固定された電圧を使用していましたが、Quick Charge 3.0では、3.6V~20Vの範囲内を200mV刻みで電圧値を変動させることができるようになりました。接続機器の充電に最適な値で充電できるよう電圧を自動制御できるので、充電速度がより高速になっています。
※Quick Chargeは、下位互換性があります。例えば、新しくQuick Charge 3.0対応のスマートフォンを購入した場合でも、今まで使っていたQuick Charge 2.0対応の充電器を使用できます。但し、充電性能はQuick Charge 2.0に準じます。(4.0は下位互換性なし)

充電速度比較