テレビのサイズは「インチ」表記されています。これは画面の対角線の長さを示す数値で、1インチ=2.5cmで計算されています。
同じインチ数でも縦横比が違うと幅と高さが変わってきますが、現在のテレビの縦横比はほとんどが16:9となっています。
例えば、65インチの場合は「対角線165.1cm、横幅143.9cm、高さ80.9cm」。75インチの場合は「対角線190.5cm、横幅166cm、高さ93.4cm」となります。
実際には画面の外側にフレームがつくため、計算した数値より実物は大きくなります。また、メーカーや製品によって数値に若干の差が出ることがあります。
VESA規格とは、映像機器に取り付けるスタンドや、モニターアームのネジ穴について定めた国際標準規格です。「VESAマウント規格」や「FDMI」と呼ばれることもあります。
12〜24インチの薄型テレビ用の標準規格として、75×75mm / 100×100mmの2つの規格が使用されます。同様に、それ以上のサイズのテレビでは、200×200mm、またその等倍の規格が使用されます。
壁掛け金具の耐荷重を超える重さのテレビは、対応サイズ内でも取り付けられません。
テレビの重量と、壁掛け金具の耐荷重をチェックしておきましょう。
液晶テレビには、チューナーなどの機器が入っている部分やスピーカー部分などが大きく出っ張っている機種があります。テレビの背面の凹凸が大きいと、取り付け金具を取り付けることができない場合がありますので、背面の形状もチェックしておきましょう。
また、取り付け金具に干渉する場所にケーブルやコネクターがないか、テレビの脚が取り外せるかどうかも、大事な確認事項です。
下記の「壁掛け金具の対応検索」で、お手持ちのテレビから対応した壁掛け金具を検索できます。
壁掛け金具の対応検索
壁掛け金具の対応検索
テレビ壁掛け金具の対応については、各壁掛け金具ページ内に対応表を設置させて頂いていますので、ご確認をお願いします。
対応表の設置が無い製品については、お問い合わせを頂ければ、弊社で対応確認をさせて頂きます。
アームがなく薄型なので、壁にぴったりと設置したい場合におすすめのタイプです。
角度の調節はできませんが、関節などの動く部分が無いため摩耗や損耗・劣化による故障や不具合が起こらないというメリットがあります。
※上下の画面角度調整のみ可能な場合があります。
アームなしで左右の角度調節ができるタイプです。
頻繁に画面の向きを変える必要がない場所におすすめです。
病院や店舗・ホテルの客室などで多く使われています。
※上下の画面角度調整も可能な場合があります。
アーム付きで、最も可動幅が大きいタイプです。
テレビの向きを大きく左右に振ることができるので、「ソファからとキッチンから」など、複数の場所からテレビを見たい場合に便利です。
※上下の画面角度調整も可能な場合があります。