テレビ壁掛け金具とは、テレビの背面にあるネジ穴に取り付けることで、テレビを壁に取り付けられる金具のことです。
テレビを壁掛けにするとお部屋がスッキリとスタイリッシュに見え、空間の有効活用もできます。
また、地震の際に倒れないというメリットもあります。
しかし、そのためにはどの金具を使えば良いのか?自分の家の壁に取り付けられるのか?など疑問も多いのではないでしょうか。
このページでは、テレビを壁掛けにする際の基礎知識と、壁掛け金具の選び方のポイントをご紹介します。
テレビの壁掛けには、下記のようなメリットがあります。
見た目が優れているだけでなく、安全性も高いのがポイントです。
メリットがたくさんあるテレビの壁掛け。その反面、デメリットも存在します。
下記の内容をチェックして、問題がないか確認してみましょう。
壁掛け金具の取り付けには特別な技術が必要ですので、必ず専門の取り付け工事業社へご依頼ください。
お客様による工事は一切行わないでください。
まずは、設置したいテレビのサイズ・VESA規格・重量を確認しましょう。
テレビのサイズは「インチ」表記されています。これは画面の対角線の長さを示す数値で、1インチ=2.5cmで計算されています。
同じインチ数でも縦横比が違うと幅と高さが変わってきますが、現在のテレビの縦横比はほとんどが16:9となっています。
例えば、65インチの場合は「対角線165.1cm、横幅143.9cm、高さ80.9cm」。75インチの場合は「対角線190.5cm、横幅166cm、高さ93.4cm」となります。
実際には画面の外側にフレームがつくため、計算した数値より実物は大きくなります。また、メーカーや製品によって数値に若干の差が出ることがあります。
VESA規格とは、映像機器に取り付けるスタンドや、モニターアームのネジ穴について定めた国際標準規格です。「VESAマウント規格」や「FDMI」と呼ばれることもあります。
12〜24インチの薄型テレビ用の標準規格として、75×75mm / 100×100mmの2つの規格が使用されます。同様に、それ以上のサイズのテレビでは、200×200mm、またその等倍の規格が使用されます。
壁掛け金具の耐荷重を超える重さのテレビは、対応サイズ内でも取り付けられません。
テレビの重量と、壁掛け金具の耐荷重をチェックしておきましょう。
液晶テレビには、チューナーなどの機器が入っている部分やスピーカー部分などが大きく出っ張っている機種があります。テレビの背面の凹凸が大きいと、取り付け金具を取り付けることができない場合がありますので、背面の形状もチェックしておきましょう。
また、取り付け金具に干渉する場所にケーブルやコネクターがないか、テレビの脚が取り外せるかどうかも、大事な確認事項です。
下記の「壁掛け金具の対応検索」で、お手持ちのテレビから対応した壁掛け金具を検索できます。
壁掛け金具の対応検索
壁掛け金具の対応検索
テレビ壁掛け金具の対応については、各壁掛け金具ページ内に対応表を設置させて頂いていますので、ご確認をお願いします。
対応表の設置が無い製品については、お問い合わせを頂ければ、弊社で対応確認をさせて頂きます。
壁掛け金具にはテレビの角度を固定するタイプと、設置後に角度や位置の調節ができるタイプがあります。 お部屋のどこに取り付けるか、どこから見るかなどを決めてから、用途にあったタイプを選びましょう。
アームがなく薄型なので、壁にぴったりと設置したい場合におすすめのタイプです。
角度の調節はできませんが、関節などの動く部分が無いため摩耗や損耗・劣化による故障や不具合が起こらないというメリットがあります。
※上下の画面角度調整のみ可能な場合があります。
アームなしで左右の角度調節ができるタイプです。
頻繁に画面の向きを変える必要がない場所におすすめです。
病院や店舗・ホテルの客室などで多く使われています。
※上下の画面角度調整も可能な場合があります。
アーム付きで、最も可動幅が大きいタイプです。
テレビの向きを大きく左右に振ることができるので、「ソファからとキッチンから」など、複数の場所からテレビを見たい場合に便利です。
※上下の画面角度調整も可能な場合があります。
必ずコンクリートの壁か、もしくは壁の内部に木製の芯材がある場所に取り付けてください。
・壁面はディスプレイと壁掛け金具を合わせた荷重に長時間耐える十分な強度が必要です。
・取り付ける壁面によってはドリル等で穴を空ける必要があります。
・必ず大人二人以上で行い、手や指などを挟まないようにご注意ください。
壁掛け金具の取り付けには特別な技術が必要ですので、必ず専門の取り付け工事業社へご依頼ください。
お客様による工事は一切行わないでください。
壁に穴を開けられない場合やコンクリート壁の場合は、壁に合った色のケーブルカバーで覆うことで配線を目立たなくすることができます。
石膏ボードの壁や設計段階の建物の場合は、テレビの背後に穴を空けて壁の中にある隙間からケーブルを落とし、コンセントやアンテナ端子の近くに配線することができます。
テレビの設置場所を決める際には、コンセントやアンテナ端子の位置、レコーダーやネットワーク機器などテレビと接続が必要になる機器の配置も事前に考えておきましょう。
テレビの上部や下部に取り付けられる壁掛け棚をご使用ください。
13インチから最大80インチ程度の大型ディスプレイまで、幅広く対応しています。
ご購入前に、気になっている壁掛け金具が使いたいテレビに対応しているか確認しておきましょう。
※サイズは対応していても、耐荷重を超える場合があります。テレビ・モニターの重量と壁掛け金具の耐荷重を必ずご確認ください。
保護フィルムを使って、テレビの液晶を傷や汚れから守りましょう。
取り付け⼯事なしで壁掛けのように設置できるテレビスタンドや、床に置いて使うテレビ台、机に取り付けて使うモニターアームなどがあります。用途に合わせてお選びいただけます。
テレビ壁掛け金具の取り付けには特別な技術が必要ですので、必ず専門の取り付け工事業社へご依頼ください。
お客様による工事は一切行わないでください。
VESA変換金具をご使用ください。VESAのネジ穴の位置を変換できるアダプタプレートです。
※「75×75を200×200に」という風に、VESAサイズを現状より大きくする場合にのみ有効です。