USB3.1・・・2013年7月31日に制定されたUSBの新しい規格
USBの次世代規格として新しく制定されたUSB 3.1規格にはデータ転送速度が違う2つのモードがあります。1つはUSB3.0と同じデータ転送速度5Gbpsの「Superspeed(Gen1)」、もう1つは最大転送速度10Gbpsの「Superspeedplus (Gen2)」です。
また、USB3.1は下位互換性があるため、USB 3.0/2.0/1.1の従来の機器を接続して使うことができます。(※転送速度は接続した機器の規格に基づきます。USB 2.0の機器を接続するとUSB2.0の速度で使用できます。)
USB3.0より約2倍速い「USB3.1Gen2」
USB 3.1 Gen1は5Gbpsのデータ転送速度でUSB 3.0と同じですが、USB 3.1 Gen2では約2倍速く、最大10Gbpsのデータ転送速度が可能になりました。約2倍というと、新幹線（時速300km）からリニア新幹線（時速600km）に乗り換えるようなもので、大容量のデータのUSB 3.1なら超高速で転送できるので、大幅に時間短縮できます。
例えば、USB 3.1に対応したHDD・SSDを使用すれば、ハイビジョンサイズ以上の大容量な映像データも、短時間でストレスフリーに転送できます。
従来のUSB機器も使える
USB 3.1は下位互換性があるので、従来の規格（3.0/2.0/1.1）の機器を接続することができます。ただしデータ転送速度は下位の規格に 応じて変動します。例えばUSB 3.1 Gen2対応パソコンにUSB 3.0の周辺機器を接続すると、USB 3.0の速度(5Gbps)で動作します。
