セキュリティスロット・・・小型機器に、盗難対策のために空いている穴
セキュリティスロットとは、ノートパソコン・液晶ディスプレイ・ハードディスクなどの小型機器に、盗難対策のために
最初から空いている小さな穴のことです。この穴にセキュリティワイヤー・ワイヤーロック・チェーンロック・ケンジン
トンロックといったワイヤー・チェーンなどを差し込み、盗難を防止します。
まず机の脚や柱など簡単に動かせないものにワイヤーを巻きつけます。次に機器のセキュリティスロットに固定用の金具
を差し込み、シリアル錠などを使って鍵をかければ完了です。
セキュリティワイヤーに固定すればその場から動かすことができないので、展示会や店頭販売などで複数のノートパソコ
ンや液晶ディスプレイを陳列したい場合などに最適です。
社内の機器（ノートパソコンやハードディスクなど）に取り付ければ、盗難や無許可の持ち出しの防止になり、情報漏え
い対策としても利用できます。
セキュリティワイヤー・セキュリティスロットの仕組み
セキュリティワイヤーの固定金具の先端は、T字型のバーや、開閉する羽のような構造をしています。セキュリティスロ
ットに金具の先端を差し込んでカギを掛けると、先端がスロットの穴の中で90度回転または羽が開くなどして、金具が機
器に引っかかります。
セキュリティスロットに固定したあとは、ワイヤーを切断するなどの強硬手段以外では取り外すことができません。
セキュリティスロットのサイズを確認しましょう
DELL・hpなどが発売するノートパソコンの中には、従来のセキュリティスロット（約3×7mm）と比べて小さなサイズ
のものを装備しているものがあります。
小型サイズのNoble Wedgeロック（約3.2×4.5mm）や、超小型サイズのNano Saver（約6×2.5mm）です。これらに
は従来のセキュリティ製品とは異なる、専用のセキュリティワイヤーが必要です。 セキュリティワイヤーをお買い求めの
際には、セキュリティスロットのサイズもご確認ください。
